歯科医師という職業について思うこと

歯科医師

「歯科医師」

「歯科医師法(昭和二十三年七月三十日法律第二百二号)、最終改正:平成一九年六月二七日法律第九 六号によれば、

第一章 総則:第一条

歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民 の健康な生活を確保するものとする。

とあります。本当に私自身が、患者さまの健康な生活を確保できているのだろうか?
歯科治療と言えば、虫歯があれば削っては詰め、歯周病で歯がグラグラすれば抜歯して、入れ歯やブリッ ジを入れて、「良く磨いてくださいね!」「定期検診で早期発見、早期治療すれば負担が少なくてすみます よ!」ですよね。
私は20数年間、患者さんに言い続けていた自分に、最近疑問を持ち始めました。
「こんな治療方法を私は、自分が歯科治療をできなくなるまで続けるのだろうか?」「何か違ってないか?」
継続している患者さんや、以前他歯科医院で治療された患者さんのお口の中をみていると、治療したところ の”再治療”がなんと多いことか!
ん〜っ!「治療は一生懸命してるのにな〜」「何か、もう治療するのやだな〜、またいつか悪くなるのかな 〜」なんて思い始めました。
そこで、「あ〜そうか、治療しなくてもいい歯になればいいのか!それなら、予防だな。」
「よし、これから予防中心の歯科医院になればいいのだ。」と勝手に思い込んで、治療方針を「予防をベー ス」とした治療方針に変更しようと思い、ホームページもリニューアルしてみました。
頑張るぞ〜。